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《今こそ知りたいコーヒーの基礎》コーヒー豆の産地ごとの特徴と選び方

豆の産地ごとの味の違い

こんにちは、うりちきです。

今月はオールデンファンの皆様もハマる「コーヒーの世界」を取り上げます。

以前に「スペシャルティコーヒーとは何か?」というテーマで、コーヒーの世界の奥深さについてご紹介しました。

今回はそれに関連して、「豆の産地ごとの味の違い」をもう少し深掘りしてみたいと思います。

コーヒーの味わいは「豆がどこで育てられたか」によって驚くほど変わります。

例えば同じ浅煎りでも、エチオピア産はフローラルで紅茶のような軽さ、グアテマラ産はチョコレートのような甘みと表現されることが多く、まるで別の飲み物かと思われる方もいるでしょう。

最近では「シングルオリジン(単一産地)」の豆が人気を集めていますが、つまり「産地の個性をダイレクトに楽しむ」ことができるということです。

そこで今回は、コーヒー初心者にもおすすめしやすい4つの代表的産地をピックアップし、その味わいや背景を詳しくご紹介していきます。

 

 

エチオピア:コーヒー発祥の地が生む、フルーティで優雅な一杯

エチオピア

エチオピアは、アフリカ大陸北東部の高原地帯で、『コーヒーの故郷』といわれる地です。

伝説によれば、かつて山羊飼いの少年カルディが、赤い実(コーヒーチェリー)を食べて元気に跳ね回る山羊たちを見て、この豆の存在に気づいたのだとか。

ちなみに、食品やコーヒーを取り扱っている「KALDI」は、この伝説に由来して名付けられたそうです。

この地で生まれたアラビカ種のコーヒーは、世界全体の生産量のうち約6割を占める品種となりました。

特に「イルガチェフェ」「シダモ」といった地域の豆は、スペシャルティコーヒーとしても高く評価されています。

エチオピアコーヒーの特徴は、なんといっても華やかな香りと、紅茶のように軽やかな口当たりです。

ジャスミン、ベルガモット、ピーチといった香りが感じられることも多く、浅煎りで淹れた時のフルーティな酸味は、初めての方は吃驚されるでしょう。

「コーヒーは苦いもの」という先入観がある方ほど、この魅力の虜になるかもしれません。

 

 

コロンビア:万人に愛される、バランス重視の優等生

南米の北端に位置するコロンビアは、世界第3位のコーヒー生産国であり、日本への輸出量も非常に多い国です。

アンデス山脈の豊かな水資源と標高1,2002,000mの高地環境が、コーヒー栽培に理想的な条件を整えています。

中でも「ウィラ」や「ナリーニョ」といった地域の豆は、スペシャルティコーヒーでも人気があります。

コロンビアコーヒーの特徴としては、ナッツやキャラメル、チョコレートを思わせるコクに、ほどよい酸味がバランスよく共存している点です。

中煎り~中深煎りに適しており、ドリップはもちろん、ミルクを加えてカフェオレにしても美味しい万能タイプといわれます。

「まずは無難に始めたい」「豆を買うなら毎日飲んでも飽きがこないコーヒーがいい」という方には、コロンビア産のコーヒー豆は非常におすすめです。

 

 

グアテマラ:甘みと深みが共存する、力強く芳醇な味わい

太平洋とカリブ海に挟まれた中米のグアテマラは、国土の大半が火山地帯という地形を活かし、ミネラル豊富な土壌と高地環境でコーヒーを栽培しています。

コーヒーの産地は高山地帯がほとんどですが、これは昼夜の寒暖差が大きいことで、コーヒーチェリーの種子(コーヒー豆)が締まって味が凝縮されるためといわれます。

グアテマラで最初のコーヒー栽培が行われたという、「アンティグア」地域の豆は特に有名ですね。

国内生産量のうちわずか4%という希少なコーヒーは、程よいコクと綺麗な酸味がバランスよく、「スペシャルティコーヒーのお手本」として世界中で人気です。

グアテマラコーヒーは、フルーティーな酸味とチョコレートやナッツのような深いコクが感じられます。

国内に産地も多く、いずれも異なる特徴的な風味を持つので、飲むたびに新しい発見があると世界中のコーヒー愛好家から愛されています。

栽培時期や農園によっても香りやコク、酸味のバランスが微妙に変わってくるので、違いを比べてみるのも良いですね。

ハンドドリップコーヒーにハマり始めた方へ、更なる細かな違いを楽しんでみてはいかがでしょう。

 

 

ケニア:ベリー系の酸味が際立つ、ジューシーで刺激的な個性派

アフリカ大陸の東側に位置するケニアは、赤道直下ながら実は標高の高い土地が多く、昼夜の寒暖差が大きいためにコーヒー豆がゆっくりと成熟します。

ぎゅっと味が凝縮された種子からは、独特の「ベリー系の酸味」や「濃密な果実感」が生み出されます。

ケニアコーヒーは、日本に輸入される量はまださほど多くないのですが、世界的にはタンザニアコーヒーと並んで人気の高級銘柄です。

ニエリ」や「キリニャガ」といった、ケニア山周辺の高地が産地として有名ですね。

ケニア産の豆は風味が非常に豊かで、ブラックベリー、カシス、トマト、グレープフルーツ、といった、個性的なフレーバーが広がるのが特徴です。

焙煎度によって味わいが幅広く変化するので、豆の購入時にはお店の方に特徴を聞いてみると良いでしょう。

全体的に酸味が強めではあるものの、しっかりとしたコクが土台にあるため、バランスの良い味わいを楽しめます。

近年流行りの「フルーティなコーヒー」を体験してみたい方は、浅煎り~中煎りで味わうのがおすすめです。

ハンドドリップで淹れた際の、強く酸味が引き立つ口当たりは格別ですよ。

普段のコーヒーに飽きてきた方や、「攻めた味」が好きな方は、ぜひ一度試してみてください。

 

産地をどう選ぶ? 自分に合った豆を見つけるヒント

さて、今回は「エチオピア」「コロンビア」「グアテマラ」に「ケニア」を加えた4つの地域をご紹介しましたが、結局どれを選べばいいのか悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時はまず、「どんな風味が好きか」を考えてみるのがおすすめです。

・軽やかで華やかな香りを楽しみたい エチオピア

・飲みやすくてバランスが良い一杯を探している コロンビア

・コクがあって、ミルクにも合う味を探している グアテマラ

・ベリー系の酸味や個性の強い味に惹かれる ケニア

最近のコーヒー専門店では、小分けの「飲み比べセット」もよく見かけるようになりました。

いくつか試してみるうちに、「この香りが好き」「この後味はちょっと苦手かも」といった知見が積まれてくるはずです。

豆選びは、その最初の一歩として、とても楽しいプロセスですよ。

 

まとめ

一括りに「コーヒー」といっても、実は豆そのものがすでに『個性の塊』なのが、コーヒーの世界の奥深いところです。

さらに焙煎の仕方淹れ方によっても味や風味は変化するので、楽しみ方は飲む人の好みによって無限に広がっていきます。

もし「コーヒーにこだわりたいな」と思ったら、まずはカフェで「豆の産地」に注目してみる。

それが、自分にぴったりの一杯を見つける『始めの第一歩』になるかもしれませんね。

今後も、コーヒーに関する知識や、おすすめカフェ(ロースタリー)情報などをご紹介していこうと思います。

「こだわり派」の皆様の、新たな世界の一助となれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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