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オールデン2160は日本人には難易度高め?理由を解説!

オールデンのコードバンが大好き by A shine and geek では、新たにモデル検索機能をリリースしました。オールデンの靴を調べる際にご活用ください。

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オールデン2160の画像

Alden 2160 Color 8 Shell Cordovan Straight Tip Blucher

 

こんにちは、オールデン愛好家ライターのヒロノです! 今日のテーマはオールデンの2160モデルです。

ストレートチップのザ・王道スタイルですが、不思議とオールデンらしさがにじみ出ているこのモデル。簡素すぎず、しかし主張しすぎず・・・秀逸なデザインが魅力の2160ですが、日本でこれを履いている人は実は少ないんです。

今回は2160モデルの魅力と、日本で2160が出回らない理由をお話していきます!

 

オールデン2160と2161とはどんな靴?基本情報を紹介

オールデン2160を上からの画像

オールデン2160はアメリカではよく見かけるが日本では流通量が少ない。なぜだろう?

 

オールデン2160と2161は同じ形のモデルで、使われているコードバンのカラーが違います。共に外羽根式のストレートチップで、キャップトゥと呼ばれることもあります。

オールデン2160の基本データ

ラスト:アバディーンラスト
スタイル:外羽根式ストレートチップ(キャップトゥ)
革:シェルコードバン
カラー:ダークバーガンディー(#8)
アウトソール:ダブルレザーソール
ウェルト:270度フラットウェルト

英語での表記
Alden 2160 Color 8 Shell Cordovan Straight Tip Blucher

日本語での表記
オールデン 2160 カラー8(ダークバーガンディー)コードバン ストレートチップ ブルーチャー

 

オールデン2161の基本データ

2161は色違いのブラックカラーです。こちらはよりフォーマルな佇まい。

オールデン2161を上からの画像

上品で控えめな黒。それでもオールデンの存在感は消し切れていない

ラスト:アバディーンラスト
スタイル:外羽根式ストレートチップ(キャップトゥ)
革:シェルコードバン
カラー:ブラック(Black)
アウトソール:ダブルレザーソール
ウェルト:270度フラットウェルト

英語での表記
Alden 2161 Black Shell Cordovan Straight Tip Blucher

日本語での表記
オールデン 2161 ブラック コードバン ストレートチップ ブルーチャー

 

オールデン2160モデルの特徴

オールデン2160モデルの特徴を見ていきましょう。

どんな場面でも使える万能型

夏のオールデン2160

夏のオールデン2160。デニムをロールアップしても良い

 

定番のスタイルなのでビジネスにはもちろん休日にも使えます。「オン・オフ使える」という謳い文句の靴は実際休日に履いてみると足元だけ浮いてる・・・なんてことも多いですが、そこはさすがオールデン。シンプルすぎず派手すぎず、また、フォーマルすぎずラフすぎず・・・そんな絶妙なデザインであらゆるシーンに対応してくれます。

アバディーンラストを採用

オールデン2160とスーツの画像

2160を麻素材の軽いスーツと合わせてみました

 

細身のラストであるアバディーンラストを採用することでスマートな印象に仕上がっています。つま先を少し反り返らせることで、細身でありながら歩きやすさも追求しています。ドレス向けのラストが使用されていますがトゥは丸みを帯びており、そのバランスが実にオールデンらしいです。

脱ぎ履きが楽

ドア前の2160画像

バックドアの前で。2160はブルーチャーのため着脱が容易です。

 

脱ぎ履きが楽なのも2160モデルの特徴の一つです。外羽根式(ブルーチャー)のため、紐を解いた瞬間に足が解放されます。お仕事で靴を頻繁に脱ぎ履きする方や、とにかく1秒でも早く靴を脱ぎたい!というせっかちさんには大変おすすめですよ。

外羽根式×キャップトゥ

イージーパンツと2160の画像

ここまでカジュアルなイージーパンツと合わせても違和感がない

 

靴の先端にキャップが付いているため、履き皺が真っ直ぐに入る安心感があります。靴好きにとって履きシワとは、靴とオーナーが作り出す唯一無二の特別なもの。これが真っ直ぐに入るという安心感はやはり大きいですね。また、外羽根式×キャップトゥのデザインは素朴さの中にどこか粗野な男らしさも感じます。

 

なぜ日本では2160が出回らないのか?

クセもなく使いやすいデザインの2160モデル。アメリカでは人気のある2160モデルですが、なぜ日本ではあまり見かけないのでしょうか?その理由を解説していきます!

試着ができない

一番の理由はやはりこの「試着問題」でしょう。というのもこの2160モデルは日本での販売は行われていません。従ってショップでの試着ができないため、なかなか購入の踏ん切りが付かないと考えられます。靴はサイズ感が命、さらにオールデンは高級靴ですので、試着なしで購入を決める人はなかなかのチャレンジャーです。

日本人が恐れるアバディーンラスト

アバディーンラストは、オールデンのラストのなかでも最も細身と言われています。足の幅が広い日本人にとってはアバディーンラストのサイズ選びは難しく、しかも試着なしで購入するのは非常に勇気のいる行動なのです・・・。

 

2160はたしかに名作、しかし購入には思い切りが必要!

オン・オフ問わず使える2160モデル。ビジネスシーンだけでなくデニムやジャケパンに合わせてもお洒落に決まる、アメリカでは人気のモデルです。しかし日本で販売されていないこと、日本人の恐れるアバディーンラストを使用している点から購入には思い切りが必要と考えられます。

海外の取扱店を訪れるチャンスがある方、マイサイズをばっちり把握している方、もしくは試着なしで購入してやる!というチャレンジ精神のある方は挑戦してみてはいかがでしょう!オールデンコレクター界隈では「普段履いているバリーラストのハーフサイズアップが良い」と聞くことがありますが、当ブログの管理人A shine and geek氏は「バリーラストと同サイズで履ける」と言っていました。やはり個人差があるのでしょう。ご自身で「足幅が広い」と認識されている方はハーフサイズアップが良いのかも知れませんね。

それでは、また!

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