
こんにちは、うりちきです。
4月の桜シーズン。日中は上着なしでも過ごせる日が出てきましたね。
そろそろアイスコーヒーが恋しくなる季節も近づいてきています。
冬の間は深煎りのどっしりとしたコーヒーがしみじみ美味しかったものですが、そろそろ「いつもの豆が重く感じる」という瞬間がやってきているかもしれません。
これを単なる気分の問題と言い切るのも難しく、季節によって飲みたい味が少し変わる、という感覚には覚えのある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はちょっと趣向を変えて、「春向きのコーヒー」という観点から、焙煎度と季節の話をしてみたいと思います。
冬と春で、なぜ飲みたいコーヒーが変わるのか
コーヒーの味わいは、焙煎度によって大きく変わります。
深煎りになるほど苦味やコクが強くなり、どっしりとした印象になります。
一方、浅煎りになるほど酸味や華やかさが前に出て、全体に軽やかな飲み口になります。
冬の間は、やはり深煎りの重さがしっくりきます。
しんと冷えた朝、厚着をして過ごす冬の空気には、苦味やコクの深さがよく合うと感じる方も多いのではないでしょうか。
深煎りの魅力は苦いだけでなく、落ち着いた味わいそのものにあるのだと考えます。
一方、春になると少し気分が変わってきます。
重いコートを脱いで、服の色が明るくなり、食べたいものも濃厚なもの一辺倒から少しずつ軽やかな方へ寄っていく時期です。
そうした季節の変化に合わせて、コーヒーにも重さより軽さ、苦味よりも香りや明るさを求めたくなる。春に浅めの焙煎が心地よく感じられるのは、そんな感覚の延長にあるのかもしれません。
春に試してみたい:中煎り~浅煎りへのシフト
さて、冬の間に深煎りがメインだった方も、暖かくなってきたこの時期に中煎り(ミディアム~ハイロースト)を試してみてはいかがでしょうか。
「深煎りほどビターさは強くなく、浅煎りほど酸味が突出しない」
この中間帯は、コーヒーの甘みやナッツのような香ばしさが引き立つゾーンで、季節を問わず飲みやすいバランスがあります。
「浅煎りの酸味はちょっと苦手…」という方にとっても、中煎りは比較的ハードルの低い入り口となります。
さらに一歩踏み込んでみたい方は、たとえばエチオピア産やケニア産の豆を浅煎りで試してみるのも面白いです。華やかさや果実感のある風味が感じられて、春らしい軽さが楽しめますよ。
豆や焙煎によっては、ブルーベリーや柑橘を思わせる風味が感じられることもあり、「これもコーヒーなのか」という驚きがあるかもしれません。
▷ コーヒー豆の産地別の特徴については以前の記事も参考にどうぞ
アイスコーヒーを意識した豆選び
春は、ホットとアイスのあいだを行き来する季節でもあります。
アイスコーヒーにする場合は、まずは深煎りの方が味を作りやすいと感じる方が多いかもしれません。
氷で薄まることを前提に、濃くしっかりとした味わいが出るからです。
ただし、浅煎りを水出し(コールドブリュー)で抽出すると、全く別の楽しみ方ができます。
時間をかけてゆっくりと抽出された浅煎りのコールドブリューは、フルーティで透明感のある味わいで、これがまた春から初夏にかけての朝によく合います。
春は豆の焙煎度だけでなく、抽出方法の幅を広げてみる季節としても面白いと思います。
まとめ
今回は焙煎度と季節の関係について、簡単に整理してみました。
深煎りの重さが似合う冬から、中煎り・浅煎りの軽さが心地よい春へ。
コーヒーの世界も、季節に合わせてシフトしてみると、また新しい楽しみが広がります。
靴磨きをして、春の朝らしい軽やかな一杯を淹れる。
そんな時間が少しでも豊かになれば嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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