オールデンのコードバンが大好き by A shine and geek では、新たにモデル検索機能をリリースしました。オールデンのローファーやブーツなどを調べる際にご活用ください。
こんにちは。オールデン研究家のSumireです。
夏はちょっとラフな格好にローファーを履く人が増える季節です。平日の電車の中では時々ローファー姿のおしゃれなサラリーマンを見かけることもあります。オールデンラバーの中にもローファー好きはいるようですね。ローファーの雑学や、コーディネートの仕方、半ズボンの女性受けは?など、ローファーにまつわる話をお届けします。
ローファーの雑学
ローファーの意味や起源など、ちょっとした雑学をご紹介します。
ローファーの意味
ローファーloaferはloafする人のこと、つまり「だらだらと過ごす」「遊んで暮らす」怠け者という意味です。紐がなく簡単に履けることからその名前がつけられました。決して怠け者が履いていたわけではないはずです(笑)
ロンドンで室内履きとして生まれた
ローファーは1920年代にロンドンで室内履き用の靴として作られました。ちなみに上流階級向けの靴だったため、カジュアルかつ優雅な雰囲気を持っています。
コインローファー、ペニーローファーといわれる由来
ご存知の方も多いかもしれませんが、ローファーは甲の部分にサドルと呼ばれる帯がついていて、帯に切り込みがあります。1950年代のアメリカの大学生が切り込みに1セント硬貨を埋めて履くのが流行したので「コインローファー」や「ペニーローファー」と呼ばれています。
フランス人は色で遊ぶ?
今では様々な色のローファーが珍しくなくなってきましたが、フランス人は昔から紺や緑なんかも定番でした。自分に合った色を自信を持って履くフランス人は格好いいなと思いますよね。日本ではまだまだあまり見かけないように思います。
オールデンのペニーローファーについて
日本で目にすることの多いオールデンのペニーローファーの型番は以下の通りです。
「99162」
日本限定の型番。ペニーローファー。木型はヴァンラスト。ダークバーガンディカラーのシェルコードバンです。シングルレザーソールが採用されています。
「99362」
99162と同じ仕様でブラックカラーのシェルコードバンが使われています。
「99267」
99162、99362と同じデザインでカーフのバージョンです。ブラックカラー。
「986」
アメリカの定番。ペニーローファー。木型はヴァンラスト。ダークバーガンディカラーのシェルコードバンです。こちらはシングルレザーソールが採用されています。
「987」
986と同じ仕様でシングルレザーソール。ブラックカラーのコードバンから作られています。
上記全て、甲の上側にだけサドルがついている、サドルストラップの短い「ハーフサドル」のスタイルです。
日本限定の「99162」「99362」「99267」は、日本人に合うように「986」「987」より甲の部分がやや高め、長めに設計されています。その分、甲の部分の露出度がやや少なくなり、ホールド感があります。
通常ローファーは下から包むように革を張り、上から甲の革と縫い合わせていきますが、オールデンでは1枚の革から作られています。そうすることで、美しいシルエットに仕上がっています。底付けの方法もプレーントゥなどと同じ方法のため、頑丈でオールデンらしい武骨な印象を与えてくれます。
ローファーのコーディネート
ローファーはカジュアル感の強いアイテムです。かちっとしたスーツに合わせるよりもクールビズのスタイル、私服でも決め過ぎない格好にぴったり合います。
例えば紺のTシャツにベージュのチノパン。
夏に汗をかいても目立たない紺色のTシャツは重宝します。ベージュのチノパンを合わせたコーディネートは町中でもよく見かけます。バーガンディのローファーを合わせると格好よく見えます。
ローファーには夏らしいカラーも似合います。
スカイブルーのポロシャツにベージュの半ズボンや、紺のポロシャツに淡いイエローの半ズボンなど。いかにも夏らしいコーディネートにはプレーントゥの革靴よりも、スニーカーよりも、ローファーがおしゃれで色気を感じます。
革靴には柄物の服よりも、単色の服の方が大人っぽく見えて素敵だと思います。
半ズボンの女性受けは?ムダ毛処理はどうする?
半ズボンで出歩いている男性もよく見かけるようになりました。Youtubeの広告などでも除毛クリームの宣伝を頻繁に見ますが、ムダ毛事情は男性も気になるのでしょうか?
女性の中には男っぽい人が好きというタイプと、中性っぽい男性が好きというタイプがいます。比較的中性っぽい男性が好きな女性は、ムダ毛を処理している方がいいという人が多いです。
見た目的にはムダ毛がモジャモジャだと半ズボンはちょっとナシかなとは思います。そこまででもない人は除毛する必要はないですし、半ズボンも全然OKです。
ムダ毛の処理についてですが、自宅での処理は肌が傷つきやすいです。一度剃ったり除毛するだけならそれほどひどくなりませんが、何度も繰り返すと肌の乾燥やかゆみ、毛嚢炎(もうのうえん)、埋もれ毛などの症状が出やすくなります。処理後の保湿のケアも必要になってきます。もしムダ毛を処理したいのであれば医療脱毛やサロン脱毛がベストです。
わたしの個人的な意見ですが、見た目が大切な仕事の人以外は処理しないでも良いと思っています。それよりも、日焼けした肌だと毛も目立ちにくくなります。ジョギングなどスポーツをして足の筋肉をつける、外に出ることで自然と日焼けした肌になる、この方がよっぽど男らしくて好きです。
素足にローファーはアリ?ナシ?
石田純一さんや海外の人など、素足に革靴を履いているのを見かけますよね。靴下がない分すっきり見えていいのですが、実際のところはどうなのでしょうか?
当ブログの管理人であるA shine and geek氏は夏になると素足にローファーを履いていて、初めはベロの部分が擦れてしまうものの、何度か履いていると慣れてくるそうです。
女性の場合、夏でもストッキングを履けばワンクッションあるのでそんなに擦れることもないんです。ただし、ヒールがあるので長時間の着用は少し疲れてしまいます。靴の内側がふんわりした靴ならいいのですが、オールデンのようなしっかりとした革靴はどうなのでしょうか?
東京の都会ではローファーを履いている男性の靴下が見えないので、みなさん見えない丈の靴下を履いているのでしょうか?それとも素足なのでしょうか?
ネット上で調べてみると、本当に素足の人とローファー用のソックスを履いている人に分かれるようです。素足だと蒸れる、靴擦れするといった理由で躊躇する人が多いかと思いますが、革靴好きには素足派も一定数いるのではと思います。
最終的には人それぞれどちらも試してみるのが一番です!靴擦れはひどいと激痛が走るので、靴擦れが気になる方はローファーから見えない丈のソックスを探してみましょう。もしくは長いズボンなら長い靴下を履くのもアリですが(笑)
せっかくオールデンのローファーを履くなら、ズボン→素足が見える→ローファーの方がやはり見ごたえあって良いなと思います。
オールデンのコードバンが大好き by A shine and geek ではモデル検索機能をリリースしました。オールデンの靴を、型番やデザイン、素材、カラーなどから検索することができます。例えばラスト違いのローファーを探す、色違いのローファーを探す、といった機能ですのでぜひご活用ください。
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まとめ
ローファーにまつわる話とオールデンのローファーについてご紹介してきました。夏に近づくにつれ「素足(または素足っぽく見える)にローファースタイル」をしている男性が増えていきます。
紐付きの革靴が重たい印象になりがちな夏、ローファーを履けば気分も足取りも軽くなれそうです。近年は4月~10月頃まで暑い日が続くようになりましたので、半年ほどは少なくともローファーの出番と言えるのではないでしょうか?外へ出かけたくなる日、おしゃれがしたい日、ワイワイ楽しみたい日、ローファーはそんな気分にぴったりな靴です。
楽しい夏をオールデンのローファーとともに過ごしてくださいね。
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