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オールデンにもぴったりイギリスのアウトドアブランド「バブアー BARBOUR」のジャケット

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バブアーのジャケットを着た後姿

写真はバブアーの代表モデル「ビデイル」とオールデンのブーツです。

こんにちは!イギリス大好きanzuです♫
前回は夏にぴったりパナマ帽をご紹介しましたが、今日は季節をちょっと早送り?して秋冬に欠かせない、英国の誇るべきアウトドア・ライフスタイルブランド「バブアー」のジャケットをご紹介します。100年を超える歴史の詰まった英国らしい唯一無二のブランドです!

 

バブアー(Barbour)の歴史

1894年 ジョン・バブアーによりイングランド北東部のサウスシールズで創業。港湾労働者のため、上質なコットンにオイルを染み込ませた布生地=ワックスドクロス製のジャケットを開発したのが始まり。(彼らがタールや魚の油でジャケットをコーティングしていたのを見て発案したそう)

優れた防水性と耐久性の評判が瞬く間に広がり、第一次、第二次世界大戦中では英国軍へ防水服を提供。第二次世界大戦では、ジョージ・フィリップ大尉により、潜水艦ウルスラの公式搭乗員服として採用されました。

1936年 ワックスドコットン製のライダースジャケット「インターナショナル ジャケット」を発表。多くのライダーが愛用したことで、ライダースジャケットの代名詞になりました。

1970年代~ この頃からハンティング、フィッシング、乗馬といった英国のアクティビティにも用いられるようになります。ロイヤル・ワラントを受け、英国の上流階級が好んで着用し始めたことで人気を博し、英国を代表するアウトドア・ライフスタイルブランドとしての確固たる地位を築く。現在では国内外でアウトドアユースだけでなく、ファッションとしても絶大な人気を誇っています。

バブアー ジャパン オフィシャルページより

 

バブアー(Barbour)を着る

パブアーといえば、秀逸なデザインと丈感でオン・オフともに使える「ワックスドジャケット」が人気です。全てのディテールに実用性の観点からの意味があり、シンプルながら絶妙なシルエットとタフさ、脈々と受け継がれるブランドストーリー等、あらゆる面の魅力を備え、時代を超えて世界中のファッショニスタたちを魅了し続けています。

乗馬で着用している画像

ビデイルは乗馬で着用しても動きやすいデザインです。

ハンティング、フィッシング、乗馬などのアクティビティシーンだけではなく、ちょうどジャケットが隠れる丈感でスーツにもぴったり。ロンドンの仕立て屋が並ぶ通りサビルローであつらえた上質なスーツの上に、バブアーをラフに羽織っているイギリスのビジネスマンの姿に憧れる男性は世界中で急増しています。

また、カジュアルスタイルのアウターとしても大活躍すると思いますよ。スニーカーやバックパック、デニムパンツ、チノパンツ、スラックスなどどんな着こなしにもマッチします。ロンドンの西200kmにあるグラストンベリーで開催される大規模な音楽フェスでは多くの人たちがバブアーを着こなしていました。

最近では日本でも『FUDGE』や『men’s FUDGE』『2nd』『Begin』などの雑誌の紙面で毎号紹介されるようになり、若い世代のファッショアイテムの1つともなっています。

 

英国王室御用達

トリプルクラウンの画像

Made in England よく聞く「トリプルクラウン」とはロイヤルワラントが三つという意味です。

品質の高い名門ブランド揃いのイギリスで、バーバリーやDAKSと並び、「英国王室御用達」を意味するロイヤルワラントが3つもついている企業(プロダクト)は希少です。現在「ロイヤルワラント」を認定できるのは、エリザベス女王・エディンバラ公・チャールズ皇太子の3人。バブアーは1974年にエディンバラ公より、1982年にエリザベス女王より、1987年にチャールズ皇太子から認定されています。
認定されても5年ごとに厳正な精査・更新がある厳しい世界で、3つの紋章を獲得し続けていることが、揺らぎない質を誇るプレミアムなブランドだということを物語っています。

 

ワックスドコットン -Waxed Cotton- という英国らしさ

撥水している画像

ワックスでコーティングされたコットンは水を寄せ付けません。

最新テクノロジーで様々な撥水生地が開発されている現代で、未だに100年以上昔と同じワックスによって撥水を行う、という伝統を守っているところはとても英国らしいです。通常のジャケットに比べ、手入れには気を使わなければいけませんし、長年着用しているとワックスが抜けてくるのでリペアも必要です。でも、そこがいいのです。

オールデンの革靴を履きこむことで革に味が出てくるように、セルビッジデニムが着用者の生活やクセによって色落ちしていくように、バブアーのワックスドジャケットも「人生の相棒を自分で大切に育てていく」楽しさがあります。

 

サウスシールズの自社工場で生産

ポケットの画像

「ビデイル」のポケット。フラップがあり立体的で大容量です。

創業より100年を超えた現在でもイギリス北東部の街、サウスシールズの自社工場で徹底した品質管理のもと、すべての工程を行っています。最新の機械でオートメーション化された作業ではなく、生地の裁断なども目視で型紙に合わせてカットするなど、熟練の手作業によって生み出されるジャケットは1日650着ほど。
工場の隅には修理工場があり、毎年1万着以上が送られてきているそうです。

 

コストパフォーマンスの良さ

ロイヤルワラントを3つ保持する英国の本格ブランドながら4万円~というコストパフォーマンスは驚きです。 同等のブランド、バーバリーのジャケットやコートは20~30万円ほど。
価格高騰が止まらない中、昔と変わらない価格で買える英国の本格アウターであるということも絶大な人気の1つです。

 

「ビデイル」というモデルに注目して魅力を紹介

私が持っているのは、現代における基本デザインとなっている定番モデル「BEDALE(ビデイル)」のレディースモデル。1980年、当時フランスで流行していたショートジャケットからインスパイアされ、乗馬用として開発されたモデルです。
乗馬に適したディティールが随所に見られるベストセラー「ビデイル」に注目して、バブアーのワックスドジャケットをご紹介します。

 

耐久性と光沢感を持たせるワックス加工

上質なコットン生地にワックスを染み込ませることで、実現させる優れた防水性と保温性。ワックスによる光沢感が独特の重厚な風合いを生み出しています。私もこの素材感の虜です。

ワックス加工の生地には、特有の匂いと他の衣類へのワックスの付着といった問題もあります。お手入れや着用には、手間や気遣いが必要です。でも、時間や手間をかけるほど愛着が湧くものです。

 

保温効果のあるコーデュロイ素材の襟

コーデュロイの衿の画像

コーデュロイの襟(えり)が冷たい風から首元を守ります。

バブアーの定番モデルに共通するコーデュロイの襟(えり)。程よい起毛感で温かく、風止めが施されているので、襟を立てると抜群の防寒機能を発揮します。気候の厳しいイギリス北東部で働く湾岸労働者のために考えられた、機能性を感じます。

 

動きやすいラグランスリーブ

ラグランスリーブの画像

ラグランスリーブも機能性へのこだわりです。

襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替えが入った袖のことをラグランスリーブといいます。ハンティングジャケットとして、腕の可動域が広げるための実用性もありますし、下にセーターなど厚いものを着ても、肩周りが窮屈になることがなく快適です。

 

胸下にはハンドウォーマー

ハンドウォーマーの画像

ハンティングやフィッシングをしている際に手を温めるのに便利な機能です。

ハンティングやフィッシング中に手を温めることができるハンドウォーマーが付いています。普通のジャケットにはあまりついていない機能ですが、内部は暖かく柔らかいネル素材の袋地になっていて、寒い冬場には結構嬉しいものです。

 

インバーテッド仕様のサイドベンツ

サイドベンツの画像

バブアー「ビデイル」の背面にあるサイドベンツです。

ホック留めで開閉でき、インバーデッド仕様なので、寒風が衣服内に入り込みません。

 

インナーリブの袖口

リブの画像

この写真は「ビデイル」ではなく「スペイジャケット」のリブです。

風が袖から侵入しないよう、袖口にはリブが施されています。リブのおかげで手元が自由です。

 

ハウス・タータンチェック柄

ハウス・タータンの画像

ちらっと見える裏地にバブアーのハウス・タータン。

スコットランド発祥と言われているタータン。スコットランドの氏族(クラン)に由来するクラン・タータン、地域由来のディストリクト・タータン、軍隊用のミリタリー・タータン、企業が作成したコーポレート・タータンなどのカテゴリーに分けられ、デザイン毎に名前があります。中でも歴史のある英国ブランドが独自に保有するコーポレート・タータンはハウスチェックと呼ばれ、広く愛用されています。バブアーのジャケットに施された裏地もオリジナルのハウス・タータンチェックです。

 

ピンバッジが付属

ピンバッヂの画像

バブアーのピンバッジを襟元やバッグなどに付けちゃう?

パブアーのアウターを購入すると、ロゴデザインが施されたオリジナルのピンバッジが付いてきます。一目でバブアーと分かるパーツで、装着して着用する人が多いようです。一般的にコーデュロイの襟の先端につけます。

 

メンテナンス

ワックスの画像

ワックスを塗り込む作業が楽しいのです。

ワックスが染み込んだ生地なので、長く着るにはお手入れが必要です。でもその手間暇に喜びを感じられるジャケットなのです。

 

日々のお手入れ

防水オイルを洗い流してしまうので、水や洗剤を使用する洗濯はNG。着用後は汚れや埃を洋服用ブラシでよく払い落とします。ブラシで取れない汚れは水を含ませたスポンジなどで軽く表面を拭き取りましょう。

保管は他の衣類にワックスが着かないよう、通気性の良い不織布や衣類カバーを被せるなどして注意が必要です。

 

リプルーフの方法

ワックスを生地に塗り込むことで防水性と耐久性を高めたワックスドジャケットは、とてもタフですが、長年の使用や外部からの摩擦などによりオイルが抜けると機能が低下していくこともあります。気になり始めたら、ジャケットに再度オイルを入れ直すリプルーフが必要です。専門店に持っていけばやってもらえますが、「ソーンプルーフドレッシング(Barbour Thornproof Dressing)」という専用のオイルを使い、自分で行えば愛着も増します。

1、ジャケットを広げ、ブラッシング。水を含ませたスポンジで汚れやホコリを落とします。
2、しっかりと乾かしたら、湯煎で柔らかくした専用ワックスを布やスポンジにとり、ジャケットをドライヤーなどで温めながらムラが出ないよう、全体に素早くなじませていきます。
3、塗り込んだワックスを襟の下や脇周りなど細部までくまなく均等に伸ばします。
4、ジャケットを広げ、直射日光を避けた風通しのいいところで自然乾燥させて終了です。

 

最後に

 

お手入れ次第で一生ものとなるバブアーのジャケット。使用とお手入れを積み重ねていくことで、味や風合いが増して行きます。

「良いものを長く使う」という伝統が染み付いているイギリスでは、父から子へ、子から孫へと受け継がれているものも少なくありません。

長年英国王室御用達としても認められている耐久性、耐水性、デザイン性はもちろん、「手間と時間をかけてメンテナンスを繰り返して面倒を見ることで、人生の相棒となってくれる」
私はここがパブアーの1番の魅力だと思います。

「使い込むことによって、自分だけの一生ものになる」という感覚は素晴らしいものです。一つのものを愛しながら長く使い続ける楽しさを、パブアーのジャケットを通じて是非感じていただきたいです。

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