Alden Diary

【超難関?】オールデンレアカラーコードバンはどうやったら手に入るのか?

オールデンのコードバンが大好き by A shine and geek では、新たにモデル検索機能をリリースしました。レアカラーのオールデンの靴を調べる際にもご活用ください。

Search Alden はこちらから

 

レアカラー集合写真

オールデンを調べていると「レアカラー」という言葉を耳にします。何それ?

 

こんにちは。オールデン研究家のSumireです。

オールデンやコードバンのことを調べているとよく目にするのが、オールデンファンのレアカラー獲得への熱意でした。ブラックやダークバーガンディー以外はかなり希少性が高く、いつでも手に入るものではありません。レアカラーにはどうしたらお目にかかることができるのか、その入手方法を模索していきたいと思います。

 

レアカラーコードバンの入手方法は?

レアカラーコードバン画像

レアカラーコードバンの買い方をA shine and geek氏に尋ねてみた

 

レアカラーの入手方法について当ブログ管理人のA shine and geek氏に聞いてみました。わたしと管理人のトークをしばしお楽しみください‥。

 

Q(Sumire):レアカラーを入手するにはどのような方法がありますか?

A(A shine and geek氏):
①日本、海外ともに偶然ショップで出会う(超奇跡的)
②日本で入手できる主なケース:ラコタハウスや大手セレクトショップで、発売の情報を入手し、その後抽選に参加する(奇跡的)
③海外で入手できる主なケース:常連としてショップと関係を構築し、ショップがレアカラーをオールデン社にオーダーする際に情報をもらい、リストに載せてもらう(ショップも大々的に公表していないのでコミュニケーション力や努力が必要)
④中古を含めオークションサイトを通して購入する(ジャストサイズと出会うのが難しい)

代表的なパターンが上記になると思います。

Q(Sumire):管理人さんはアメリカに住んでいらっしゃるのだし、アメリカでレアカラーを手に入れられるショップを教えてもらえませんか?(聞いた方が早い♪)

A(A shine and geek氏):とあるショップです。

Q(Sumire):あの~だからそのショップの名前をですね・・!!

A(A shine and geek氏):教えることはできません。

・・・!

 

同じブログを書いている私にも教えてくれないなんて!(泣)。
なぜなの!横取りなんてしないわよ!(怒)。
何か理由があるのね!(笑)。

ということで、気を取り直して調べていきましょう!

 

日本で入手できる主なケース

レアカラーコードバンのブーツ画像

シガーコードバンで作られたブーツです。

※上記ブーツはオールデン45611Hという型番でシガーコードバンで作られたブーツです。他にも写真をアップロードしたのでご関心のある方は個別記事もご覧ください。

 

オールデンのレアカラーを狙える国内ショップについてです。以下を見る限り、
①周年記念に発売されるのを狙うか
②ラコタハウスの初売りを狙う
この2パターンが王道のようです。抽選に当たるか、店頭でも手に入れられるかは運も必要ですね。
(レアカラーのブログを書いている皆さま、大変参考にさせていただきました。本当にありがとうございます。)

 

・UNITED ARROWS

創業25周年(2014年)を記念してラベロコードバン・ローファーがリリースされています(店頭販売?)。15周年(2004年:シガー)と20周年(2009年:ウイスキー)もありましたが、30周年(2019年)はレアカラーなしです。

 

・BEAMS

2015年12月頃にウイスキーコードバン・プレーントゥが発売されています(店頭販売)。2019年3月にはBEAMS PLUSからラベロコードバン・プレーントゥが、20周年を記念して登場しています(抽選)。

 

・SHIPS

2015年12月頃にウイスキーコードバン・タッセルローファーが発売されています(店頭販売)。

 

・ラコタハウス

2016年12月に創業25周年を記念してエスプレッソコードバンがリリース、2017年1月の初売りでラベロコードバン・ロングウイングチップ(青山店)、キャップトゥブーツ(大阪店)が発売されて(店頭販売あり)、その後「ラコタハウスの初売りでレアカラーが出る」という流れになったそうです。

2018年の初売りはシガーコードバン・プレーントゥ(青山店)。2018年11月には丸の内店オープンを記念してウイスキーコードバン・プレーントゥ・モディファイドラスト、シガーコードバン・Uチップ・モディファイドラストがリリースされています(店頭販売)。

2019年1年はシガーコードバン・パンチドキャップトゥ(青山店:抽選)が発売され、2月には大阪店5周年を記念してウイスキーコードバン・ロングウイングチップ・モディファイドラストとシガーコードバン・チャッカブーツ・バリーラストが発売されました(抽選)。10月にはシガーコードバン・ロングウイングチップ(ミリタリーラスト×金属ハトメ×コマンドソールの別注)がリリース(全店:店頭販売)されています。

ラコタハウスのホームページ

 

日本、海外ともに偶然ショップで出会う

シガーコードバンのチャッカブーツ画像

シガーコードバンチャッカブーツ。これはSaville Rowというショップで販売されたようです。

日本でも海外でも、たまたまショップで出会われたという方もいらっしゃいますね。これはもう、足しげく通うしかなさそうです。オールデンを扱っている店舗にことあるごとに通って店員さんと親しくなり、購入する機会を増やしていけば色々な情報をゲットできるようになるかもしれませんね。
日本のショップは上の項目を、海外のショップは下の項目でご確認ください(^^)

 

海外で入手できる主なケース

レアカラーコードバンを横から

レアカラーコードバンはとても繊細。陽の当たり方で見え方が変わります。

これは海外主張の多い方か、海外にお住まいの方がなせる技ですね。Aldenなのでやはりアメリカでしょうか。
ちなみにAldenを扱うショップを検索したところ、ヨーロッパやオーストラリアにもありました。アメリカだけで53地域に、ヨーロッパで13の国に、アジアで9つの国に、オーストラリアには2店舗が見つかりました。(2020年8月時点)それぞれの店舗でレアカラーを発注する時に情報をもらえば手に入れられますね。ぜひ以下から確認してみてください。
Alden research for stores

アメリカでもレアカラーが発売されることがありますが、本国でさえ入手困難で、ウェイティングリストに載せてもらい、オーダーしてから数年待つことも普通にあるとのことです。

そこで、ネット上でレアカラーを狙えそうな店舗を探してみました。

 

・アメリカの西海岸にある「Alden Shop of San Francisco」

数々のレアカラーを排出してきた名店で、オールデンファンの間で有名なBrendaさんという方がいらっしゃるようです。

Alden Shop of San Franciscoのホームページ

・アメリカの西海岸にある「Alden of Carmel」

1994年からオールデンシューズを専門的に扱っている老舗の靴専門店で、世界で最初に単一ブランドのオールデン専門店として誕生したお店とのことです。カリフォルニアのCarmelという場所にあります。こちらのお店ではホームページから個人輸入も可能です。Alden Shop of San Franciscoとともにいち早くオンライン販売を始めたお店のようです。ホームページから注文書を取り寄せることができます。

Alden of Carmelのホームページ

・ハワイの「レザーソウルLeather Soul」

ハワイのワイキキ市内にあるオールデンの正規代理店です。オールデンの他にもジョンロブ、サンクリスピンなどの高級シューズが販売されています。
レザーソウルではカラー#4やウイスキー、ラベロなどのレアカラーをリリースしてきたようで、どうもレザーソウルのInstagramでレアカラーリリースの際は写真が白黒の投稿が出されるようです!これはフォローしておくべきですね。

Leather Soulのホームページ

レザーソウルのInstagram

 

中古を含めオークションサイトを通して購入する

フルストラップローファーの画像

レアカラーは雨や汚れの影響を受けやすい?

サイズが合えばオークションサイトを通して購入するのもアリですよね。しかし、見ない履かないで買うのは少し不安なところです。オールデンのレアカラーが出品されそうなサイトは一体どこなのでしょうか?

 

・ヤフオク!

このブログの管理人A shine and geek氏も出品しているオークションサイトです。A shine and geek氏もかつて「ウイスキーコードバン・ウィングチップ」や「シガーコードバン・プレーントゥ」、「ラベロコードバン・ウィングチップ」などを出品しています。また、ちらほら新品と書かれたものもあって、その場合は相応の価格になりますが、自分だけの靴を手に入れる大きなチャンスですね。出品している方が丁寧に状態などを教えてくれれば、中古品とはいえ安心できそうです。

 

・楽天市場

「ウイスキーコードバン・プレーントゥ」や「シガーコードバン・チャッカーブーツ」を見つけました。楽天市場は少し探しづらい感じですが、レアカラーのものは“希少”と書いてくれてあったので、なんとか見つけることができました。「クール・ヴェール楽天市場店」さんより出品されている商品でした。中古品買い取りのお店でカラーにブラウンと書かれてしまうと、レアカラーなのかどうか分からないのが初心者には難しいですね‥。そういう点でも探しづらいのかなと思います。

 

レアカラーの価格はやはり高い?

レアカラーを上から

ラベロカラーのチャッカブーツ。Alden Shop of San Franciscoから販売されました。

 

990のダークバーガンディーコードバン・プレーントゥをラコタハウスで購入すると171,600円。さてレアカラーを新品で購入するとなるとおいくらなのでしょうか?30万円くらい用意しておけば足りるのかしら‥。

 

私のお気に入りのレアカラー

ウイスキーコードバンの画像

私はウイスキーコードバンが好き!

 

最後に私のお気に入りのレアカラーを発表したいと思います。
わたしのお気に入りは‥ウイスキーです!
まさにレアカラーという色味で、まろやかな風合いが美しいなと思います。ウイスキーは、私服に合わせるのが良いと思います。ビジネスだと遊びを感じすぎてしまうので、晴れた日の休日のちょっとしたお出かけにぜひお願いしたいです(^^)

 

A Shine and Geekの思想と構え

※レアカラーコードバンについてA Shine And Geekから一言

なぜ「レアカラー」と呼ばれるかと言うと、それは当然数が少ないからです。ではなぜ数が少ないのか?

黒い染料を使えば、どんなコンディションのコードバンであっても「ブラックコードバン」を作り上げることができます。例えば多少のムラがあっても、シミがあっても、色が濃くても、どんな繊維の走り方をしていても、黒く染色することは、比較的容易です。

一方で、薄い色に染めることはなかなかに難しいです。技術的に難しいというより地革のコンディションを選ぶ必要があると言うことです。ムラがあったり、シミがあったり、地色が濃かったり、また繊維の走り方によっては、ウィスキーやラベロやシガーの色を表現しづらいのです。

車のボディのように「塗装」をしているのであれば供給量をコントロールすることができますが、オールデンのコードバンは「染色」なのでそうはいきません。

つまり「レアカラーコードバン」の数は「染色」することを前提に、無垢な皮膚の「出現率」に依存しているわけです。

話は脱線しますが、私は多様性を受け入れる人間でありたいと強く思う一人です。同調圧力や古い慣習を嫌い、閉鎖的な組織、男性や年長者が優位な社会構造、既得権を守ろうとする人々を軽蔑する部類の人間です。その私がレアカラーコードバンを求める時、考えます。

「薄い色が好き」というのは白人至上主義の名残なのではないか?古い権威的な人間にコントロールされているだけではないのか?などと。今やファッションブランドのショーやファッション雑誌などでは様々な境遇のモデルを起用しないとダイバースの観点からバッシングを受ける時代です。それなのに私は薄い色のコードバンに喜んでいる!

だから、ここで明言させてください。

「私は薄い色が好きなのではありません。レアキャラが好きなただのオタクなのです」

 

おわりに

 

レアカラーの微妙な色の違い

左からウイスキー、ラベロ、ダークバーガンディー、ブラック

 

Aldenのレアカラーコードバンを探す長い旅(?)にお付き合いいただきありがとうございました。すぐに手に入れたければヤフオク!などで自分に合うサイズがあるか探してみるのがいいかもしれません。それにしても、管理人のA shine and geek氏は一体今までに何足を購入してきたやら‥?とても良いお人柄なので、Aldenの革靴について聞くと詳しく教えてくれますよ♪よろしければInstagramYoutubeなどもご覧になってくださいね。

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