ふっくらモディファイドラストのオールデン 45611H シガーコードバン プレーントゥブーツ

Alden45611H シガーコードバンで作られたブーツです。

こんにちは。オールデンコレクターのA shine and geekです。ここのところ野暮用での外出が多く、またライターさんにもおめでたいお知らせがありブログの更新が滞っておりました。
今回のオールデン45611Hは私もずっと以前から履いている、言うなれば勝負ブーツです。柔らかい上質のコードバンで、モディファイドラストが採用されていることもあり、ピタッと足に張り付く、体の一部のように感じれる足です。

モディファイドラストが足首までを包み込む感覚が伝わるでしょうか

オールデン 45611H について

上部４ヶ所はスピードフック仕様になっているため着脱が簡便です

「H」のアルファベットがモデル名に組み込まれていることからも分かる通り、下部5穴がアイレットで、上部4つが「スピードフック仕様」です。これにより脱ぎ履きがとても楽なので、日本における忘年会シーズンで威力を発揮します。先日どういうわけか畳に上がってとんかつを食べる店に行くことになり、スピードフックのありがたさを痛感しました。

日本の生活様式の中では特にスピードフックが重宝します。

日本語での表記
オールデン 45611H シガーコードバン プレーントゥブーツ on モディファイドラスト

英語での表記
Alden 45611H Cigar Shell Cordovan Plain Toe Boots on Modified Last

データ

シングルレザーソールが軽快な印象を与えます。

オールデン 45611Hについて思うこと

45611Hの雰囲気を決定付けるシングルレザーソールとモディファイドラスト

まずはシガーカラーであることに目が行きますが、それと同じくらいデザインを気に入っています。私はトゥルーバランスラストのインディーブーツのような男らしく、ゴツいブーツも好んで履きますが、このブーツはそれらのブーツとは違った上品さがあります。シングルレザーソールとモディファイドラストの組み合わせが、その佇まいを野暮ったくなく、洗練された、街でも使えるブーツに仕上げているのです。ブーツはブーツである以上、人々の視界に入る面積・体積が増え、良くも悪くも強い主張をします。それらの微妙な主張の違いを今年の冬も楽しみたいと思います。