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オールデンのトムラスト9616 コンビニにはローファーで行け

オールデンのコードバンが大好き by A shine and geek ではモデル検索機能をリリースしました。オールデンの靴を調べる際にご活用ください。

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Alden9616の画像

オールデンのコードバンローファー「9616」はトムラスト仕様です

天気の良い休日の朝、皆様はどんな靴を履きますか?普段は靴紐をぎゅっと締めてビジネスモードで戦っている方も、たまにはリラックスしてコードバンローファーなどに挑戦してみてはいかがでしょうか。

「そんなの当たり前だよ」という方ももう少しお付き合いください。今回はオールデンのコードバンローファーの中でも希少性の高い「トムラスト」で作れられた9616を紹介します。オールデンのローファーには様々なモデルが存在するので普段お使いのローファーと比べながら読んでいただけると幸いです。

今回の記事を読めば、あなたもきっとトムラストが欲しくなります。オールデンのコードバン「トムラスト」ローファーを代表して9616モデルを紹介します。

 

オールデン9616はどんな靴?基本データを紹介

オールデン9616の基本情報

ラスト:トムラスト
スタイル:LHS ペニーローファー
革:シェルコードバン
カラー:ダークバーガンディー(カラー8)
アウトソール:シングルレザーソール
ウェルト:360度フラットウェルト

英語での表記
Alden 9616 Dark Burgundy Cordovan Leisure Hand Sewn Penny Loafer

日本語での表記
オールデン 9616 ダークバーガンディー(カラー8)コードバン レジャーハンドソーン ペニーローファー

Alden9616の正面画像

コインローファー、ペニーローファーと呼ばれる所以はこのストラップにある

ペニーローファーとは?

ローファーは甲の部分にサドルと呼ばれる帯がついていて、帯に切り込みがあります。1950年代のアメリカの大学生がストラップの切り込みに1セント硬貨(ペニー)や、10セント硬貨(ダイム)を入れて履くのが流行したので「コインローファー」や「ペニーローファー」と呼ばれています。公衆電話が使われていた時代、緊急でコインが必要になることがあったので、実用性を兼ねたオシャレということだったのでしょう。現在で例えると、スマホを靴に挟んでいる状態、または大工さんや工務店の社長が鉛筆を耳に挟むのと似ていますね!(えっ)きっと学生の世界では、仲間内で1セント硬貨を入れるか、10セント硬貨を入れるか、でマウンティングのようなものが存在していたと推測できます。

オールデンのコードバンローファーについて、その他の記事も合わせてご覧ください。

夏はオールデンのコードバンローファーを履きたい!ローファーにまつわるあれこれ

 

トムラストの印象

オールデンのコードバンコインローファーの中にも様々なモデルが存在し、ラストによって大きく印象が異なります。王道はやはり「バンラスト」と言っても良いでしょう。ラコタハウスでも取り扱いがあり、アメリカ本土でも多く流通している「987」「986」に用いられているラストです。本来のローファーを在り方を具現化したようなシルエットで、カジュアルさが全面に現れたバランスの良いデザインです。

一方でトムラストを用いると大きく印象が変わります。バンラストと比べると、大胆なカジュアルさは影を落とし、いくぶんおとなしい、改まった印象を受けませんか?丸み、立体感、高さ、を感じ取れると思います。

 

オールデン9616のポイント

それでは今回ご紹介するオールデン9616モデルのポイントを解説していきます。

 

①コインを挟めるストラップ

かつてストラップの中にペニーやダイムを入れて楽しむ時代がありました。私が中学生の頃、塾の先生がコインローファーを履いていて「そこにお金を入れるんだよね?」と聞いたら、「お前、おしゃれだな」と言われたことを記憶しています。古文の教師であった彼のあだ名は、なぜか「牛先生」でした。

ストラップ部分の拡大画像

ストラップが甲の途中で終わっている。この仕様を「ハーフストラップ」と呼ぶ

ストラップと靴本体との縫い付けられ方によって、いくつか種類があります。9616は、ストラップが足の甲の途中で終わっているので「ハーフストラップ」と呼ばれます。

他方、ストラップが長く、アウトソール付近まで縫い付けられているものを「フルストラップ」と呼びます。

②トムラストを採用

オールデンのローファーの王道である「バンラスト」に比べ、優しい丸みを感じます。アッパー部分の縫い目(スキンステッチ、モカ縫い、モカシン縫い、と様々に呼ばれます)のポイントが絶妙に後方にズラされ、角が取れた、大人の印象です。

③スリッポンの使いやすさ

Slip on(スリッポン)で履ける。ローファー、モカシン、スリッポン、スリップオン、様々な呼び方がありますが、とにかく手軽に履けることが魅力です。休日の公園に行く時、近所のコンビニに行く時、日本語で表現するのであれば、まさに「つっかけ」です。

Alden9616の後方からの画像

さっと足を出し入れできることこそがローファーの魅力である

 

オールデンのコードバンを仕事以外で楽しむならローファーも見逃せない

今回はトムラストの9616を紹介しましたが、バンラストのモデルも強くおすすめします。とにかくローファーが一足あれば、お風呂上がりにコンビニにビールを買いに行く時ですらオールデンと一緒に過ごせるようになるのです。

ハーフパンツとビーチサンダルでコンビニに?行かないでしょ!

 

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