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オールデン990 VS チャーチ シャノン!似ている両モデルを徹底比較します!

なにかと比較されることの多いオールデン990チャーチのシャノン。同じ外羽根プレーントゥのスタイルで、どちらもオンオフ問わず着用できる汎用性の高さが特徴です。

SNSでも両者は比較されることも多く、多くの人がどちらを購入するか悩んでいることがわかります。

ということで、悩める革靴男子のためにこの記事ではオールデン990とチャーチ シャノンをあらゆる角度から比較していきます。どちらを購入するかの判断材料として使ってくださいね!

 

オールデン 990とチャーチ シャノンの比較

オールデンの990とチャーチのシャノンを以下の7つの観点から比較していきます。

  • デザイン
  • 価格
  • 製法
  • 素材
  • 耐久性・耐水性
  • 光沢感・エイジング

それでは、順番に見ていきましょう!

デザイン

まずはデザインを比較していきましょう。

こちらがオールデンの990。

Alden 990 from front

ALDEN 990

 

そしてこちらがチャーチのシャノンです。

Church's SHANNON (出典:BRITISH MADE

 

どちらもシンプルかつ無骨な雰囲気。そしてスーツにもデニムにも合わせられる点でかなり似ていますね。

価格

両者の価格は以下の通りです。

オールデン990 138,600円(税込)※THE LAKOTA HOUSEより
チャーチ シャノン 130,900円(税込)BRITISH MADEより

実は以前まではチャーチのシャノンのほうが3万円ほど安価に購入できたのですが、2021年のチャーチ製品の値上げによりオールデン990とほぼ同じ価格となりました。

製法

両者ともに「グッドイヤーウェルト製法」と呼ばれる製法で製作されています。

グッドイヤーウェルト製法は耐久性・耐水性に優れています。また、見た目の特徴としてはコバが張り出していることが挙げられます。

素材

それぞれの素材は以下の通りです。

オールデン 990・・・シェルコードバン
チャーチ シャノン・・・ポリッシュドバインダーカーフ

シェルコードバンは馬のおしり部分から採れる希少性の高いレザーです。対してポリッシュドバインダーカーフは仔牛から採れるカーフレザーの表面に特殊な加工を施し光沢感を加えています。

似ているといわれる両者ですが、そもそも使用されている素材がまったく異なることがわかりますね。特に希少性という観点ではオールデンの990に軍配が上がります。

耐久性・耐水性

耐久性・耐水性はチャーチのシャノンの方が評判がよいです

チャーチの靴づくりの姿勢は「質実剛健」。作りの頑丈さは以前からお墨付きであることに加え、使用しているポリッシュドバインダーカーフは傷や汚れが付きにくく水に強い特長を持ちます。

反対にコードバンは比較的傷が付きやすく、非常に水に弱い素材です。したがって、実用性を求めるならチャーチのシャノンがおすすめです。

光沢感・エイジング

それぞれの革の光沢感とエイジングを比較してみましょう。

こちらがオールデンの990、コードバンレザーです。

Alden 990 pic

そしてこちらがチャーチのシャノン、ポリッシュドバインダーカーフ。

出典:WEAR

比較してみるとどちらも華やかな輝きがありますが、オールデンのコードバンには独特な深みがあることがわかります。

シャノンの輝きも素敵ですが、並べて比較するとコードバンのような深みは少ないような気がします。(とはいえ靴好きの人間にしかわからないレベルだとは思いますが。笑)

また、コードバンはうねるようなシワ、ポリッシュドバインダーカーフは繊細できめ細かなシワが特徴的です。

どちらもそれぞれの良さがありますが、コードバンのエイジングはダイナミック、ポリッシュドバインダーカーフはドレッシーな印象になりますね。

 

結局どっちのモデルがいいの?

結局のところどちらのモデルがおすすめなの?という声が聞こえてきそうですが、結論としては「欲しい靴の方向性によって決めるべき」です

最後に両モデルを選ぶ際のポイントを解説します。

コードバンに魅力を感じるならオールデン 990

Alden 9901 and 990 pic

Alden 9901 and Alden 990

コードバンレザーは靴好き、革好きの間でもやはり特別な革です。コードバンに魅力を感じるのならやはりオールデン990を選ぶべきでしょう

また、オールデンのコードバンモデルは希少価値の高さから価格が上昇し続けています。コードバンの生産量が少なくなっていること、オールデンが人件費を抑えるための大量生産を行わないことから今後価格が下がる可能性は低いです。

したがって希少性が高く資産となる靴を求めているのならオールデンの990をおすすめします。

実用性を重視するならチャーチ シャノン

Church's SHANNON (出典:BRITISH MADE

「雨の日でも気にせずに履きたい」「頻繁な手入れをしたくない」という人はチャーチのシャノンがおすすめです

水に弱いコードバンに比べ、ポリッシュドバインダーカーフは汚れや傷、水に強い素材のため悪天候の日でも履けるメリットがあります。

チャーチの靴は作りが頑丈なことでも知られているため、実用性を最重視するならチャーチのシャノンをおすすめします。

 

オールデン990とチャーチのシャノンは似ているようでまったく違う

オールデン990とチャーチ シャノンを比較しました。

両者は見た目こそ似ているものの、方向性はまったく別物の靴であることがわかっていただけましたか。購入を検討している人は、どのような靴がほしいのか?を考えるとおのずと答えが出てくるのではないでしょうか。

どちらを選んでも名品なことは間違いありません。しっかり悩んで、後悔のない選択をしてくださいね!

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ライター:hinoko

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