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オールデンを履くなら拘るべきダウンのフィルパワーについて

こんにちは。昨年末、オールデンのブーツ4561Hについての記事を書いたうりちきです。

2021年に入ってぐっと冷え込みが強くなってきましたね。こんな季節に心強いアウターが、防風・保温機能共に優れた『ダウンジャケット』です。
ダウンは元々は釣りや登山といったアウトドア用に開発されたこともあって、暖かさは折り紙付き。

ダウンジャケットの写真

オールデンを選ぶ人はフィルパワーについて知っておくべき

 

一方で特にファッションにこだわる方などは、そのもこもことしたフォルムがコーディネート的にちょっとと思って敬遠していた方も多いのではないでしょうか。

ところが近年ではダウンのタウンユースが流行ってきており、男性、女性向け共におしゃれでスタイリッシュなものも多くなっています。

そこで今回は、これからダウンジャケットを買う方に是非チェックして頂きたい、ダウンを選ぶポイントについてご紹介させて頂きます。

 

ダウンはしっかり機能性で選ぶ!チェックしたい3つのポイント

暖かさに定評のあるダウンジャケットですが、実は使用している素材の種類や割合によって保温性のレベルは全くと言っていいほど異なります。

折角購入するのであれば、なるべく暖かく高品質な物を選びたいですよね。

ダウンの暖かさを決めるポイントは大きく3つ『羽毛の種類』『ダウンとフェザーの割合』『フィルパワー(FP』です。

ではその1つ1つについてもう少し詳しくご説明します。

 

ポイント1『羽毛の種類』

ダック(あひる)の画像

ダウンジャケットを選ぶ時は中身を調べよう

ダウンジャケットの中綿には水鳥の羽毛が使用されていますが、一口に羽毛といっても種類は様々です。

細かく分ければ10以上の種類になりますが、ざっくり大別すると『ダック(あひる)』か『グース(ガチョウ)』かという2種類に大別されます。

※ダウンジャケットと呼ばれる商品の中にもポリエステルやナイロンなどの化学繊維から作られているものも存在します。

 

グース(がちょう)の画像

これからの時代はこのダウンの「出どころ」にも注目すべきです

 

この中でより軽量で暖かいのは一般に『グース』のダウンと言われています。
グースの方がダックよりも身体が大きく1つ1つの羽も大きいため、断熱効果のある空気を多く含み、保温性が高い、というわけです。

また同じグースであっても、より寒い地域に生息する種の方が、グース自身が寒さに耐えるために羽により多くの空気を蓄えるので、羽毛の保温性も高くなります。

具体的には、一般的にダウンとしてよく使用されているものを並べてみると暖かい順に『アイスランド→ポーランド→フランス→ハンガリー→カナダ→中国』といったイメージで良いでしょう。特にアイスランド産のダウンは最高級ダウンとして知られています。

保温性の高い羽毛の方がより軽量で暖かい=同じ暖かさであってもよりシュッとしたスタイリッシュなフォルムになるのでおすすめです。

 

ポイント2『ダウンとフェザーの割合』

ダウンの拡大画像

ダウンとフェザーの違い。保温性、通気性、耐久性のバランスを考えて選ぶことも

 

ダック、グースを問わず、水鳥の羽毛は2つに分けられます。

1つは胸元に生えているふわふわとした芯の無い綿毛のような羽毛『ダウン』、もう1つは一般に羽といって思い浮かべることが多い、中央に羽軸が通った固い羽毛『フェザー』です。

ダウンジャケットの品質表示タグなどを見ると、『ダウン60%フェザー40%』といった表記がありますが、これはそれぞれを何割ずつ使用しているかを表しています。

両者の特徴ですが、ふわふわとした『ダウン』は空気を多く含むため暖かく、一方芯のある『フェザー』は通気性が良くなります。

より暖かさが増すため『ダウン』の配合率が高いダウンジャケットの方が高価になりますが、芯となる『フェザー』が10%程度は配合されていた方が、ジャケットの形が崩れにくくぴっしり決まるとされています。

高品質なダウンジャケットを選ぶには『ダウン』の配合が低過ぎないものにしたいですが、寒がりか汗をかきやすいかなどの体質によっても、適切な配合率を選べると良いですね。

 

ポイント3『フィルパワー』

ポイントの3つ目となる「フィルパワー」、あまり普段耳にすることがない単語ですね。
英語で表記すると"Fill power"となり、"いっぱいに満たす力" "充満する力" "膨らませる力"という意味合いです。

ここで言うフィルパワーというのは端的にいうとダウンの『反発力・復元力』のことで、ダウンが膨らむ力を表す指標です。

そのため同じ量のダウンであっても、フィルパワーが高い方が大きく膨らみ、空気をより多く含むので保温性が高い、というわけですね。

逆を返せば同じ暖かさのダウンでも、フィルパワーが高いものの方が軽い、ということでもあります。

具体的な指標としては、タウンユースのダウンであれば、600~700フィルパワー(FP)程あれば暖かく良質なダウンであると言えるでしょう。

700FP以上になるとタウンユースは勿論ちょっとした登山にも使うことができ、更に800FPを超すものは雪山に行く際に使用されるような超高品質ダウンとされます。

ダウンを選ぶ際には『もこもこであるほど暖かい』と思いがちですが、このフィルパワーに着目すると暖かくてもシュッとしたかっこいいフォルムのものを入手できるようになります。

 

まとめ

今回はダウンジャケットを選ぶ際にチェックしたい3つのポイント『羽毛の種類』『ダウンとフェザーの割合』『フィルパワー(FP』についてご紹介させて頂きました。

オールデンを愛する方であればファッション性は勿論のこと、保温性や機能性、ブランドのストーリーも重視したい点ですよね。

昨今では環境問題への意識が高まり、ダウンの「出どころ」にも注目が集まります。非人道的な生産方式ではなく、ベッドやクッション、寝具などからのリサイクルダウンを利用するメーカーも増えてきました。一流企業としてはこの選択はブランドを維持する上でも逆らえない潮流です。

一人一人が可能な範囲で地球へのインパクトを小さくしたい、と考えるのもオールデンホルダーの気質であり、役割であるかも知れません。

是非今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにとっての最適なダウンジャケットを見つけてください。

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