オールデンを修理するなら～凄腕の靴リペアショップシリーズ～【番外編】《PLSB》大阪元町

こんにちは、うりちきです。

日毎に寒く、湿度が低くなってきましたね。もしお手持ちのコードバンの表面が白くガサついてきた場合、乾燥による毛羽立ちが原因と考えられるので、少量のクリームなどで保湿ケアしてあげましょう。

また雪が降ったり積もったりする地域の方は、お足元には十分にお気をつけて、ラバーソールへの貼り替えや、シューズカバーの使用も検討してみてください。

※写真はPLSB公式サイトから

さて、今回の『凄腕リペアショップ』シリーズでは、先日の「日本靴磨き選手権大会2024」でファイナリストとなった職人、上田那央樹（うえだなおき）さんが在籍する大阪元町のお店をご紹介します。

靴磨き激戦区、大阪難波の隠れ家的リペアショップ『PLSB』

「PLSB」は、大阪市浪速区元町に位置する靴磨きと修理の専門店です。

店名は「Penny  Lane  Shoeshine  Boys」の頭文字を取ったものとなり、ご存知ビートルズの曲名が由来となっています。

大阪・梅田を中心とした路上靴磨きから活動を始め、2021年に難波（元町）にて念願の靴磨き修理店「PLSB」をオープンしました。

お店では、上田さん、柏さん、舟ヶ崎さんの3名が在籍し、靴磨きや修理、鞄のケアなど非常に幅広いサービスを提供しています。また、高級紳士靴の中古販売も行っており、ジョン・ロブやエドワード・グリーンといったブランドに並びオールデンも取り扱っているので、通っていると思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれませんね。

PLSBのサービスですが、靴磨きから修理まで多岐に渡って相談に乗って頂けるのが特徴です。

特筆すべきは、やはり創業時から提供している「靴磨き」でしょう。持ち主の希望にしっかりと寄り添って、プロの技をもって磨き上げてくれるので、ここぞという時には是非利用したいですね。また普段のケアについても親身になってアドバイスしてもらえると、初心者から長年の革靴好きまでファンが多いリペアショップです。

他にも、PLSBは靴修理についても頼りになります。ちょっとした傷の補修や、ハーフラバーやトゥスチールといったカスタム、オールソールまでしっかり対応して頂けるので、関西エリアにお住まいの方は行きつけのリペアショップとして重宝するでしょう。

女性ものの靴や、鞄や財布といった革製品の修理もお願いすることができます。

店舗の運営と並行して、毎週末「阪急メンズ大阪」で靴磨きサービスを実施されているそうなので、まずはそちらに足を運んでみても良いかもしれませんね。

また、PLSBの上田さんは、2024年の日本靴磨き選手権大会でファイナリストとなられた方でもあります。数多くの職人の中から選抜された、超一流の靴磨きの腕を、ぜひその目でご覧になってみてはいかがでしょうか。

※写真はPLSB公式サイトから

『PLSB』の基本情報

PLSBは、大阪・難波の路地裏に位置する隠れ家的な店舗です。大きな駅が多いエリアですが、喧騒から離れた落ち着いた空間で、靴や鞄のケアを受けることができます。

最寄駅は「JR難波」か「大阪難波」駅で、いずれも徒歩5分以内の距離です。

お店は大通り（四つ橋筋）から一本JR駅側に入った通りの、さらに路地裏奥に位置しています。

路上に「PLSB」の看板が出ているので、マップを見ながら通りまで来たら、路地裏への入り口を見落とさないようにゆっくり進んでみましょう。

ちなみに同じ裏路地に、「午後の喫茶マイニチ」という人気の喫茶店があり、美味しいキャロットケーキが頂けますよ。

「PLSB」のある元町は、人気の観光エリア「難波」からも程近く、大きな駅周りなので買い物や時間潰しに困ることはないでしょう。

ここでは折角なので、元町エリアで有名な「難波八阪神社」についてご紹介しておきます。

PLSBから徒歩約10分の場所には、「難波八阪神社」があります。

高さ12mの巨大な獅子殿が特徴で、2001年に大阪市で初めての無形民俗文化財に指定されました。

スサノオノミコトを祀っており、毎年1月の第3日曜日にはヤマタノオロチを退治した故事を由来とした綱引神事が行われています。

家内安全や厄除祈願など様々なご利益があるとされているので、靴のケアを依頼した後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

靴磨きと修理の高い技術を持つ職人が集う、大阪・難波の隠れ家的リペアショップ「PLSB」、実力派の職人が在籍しており、大切な靴や鞄のケアを安心して任せることができるので、大阪を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。