オールデンのUチップ5939と59391の違いとは？詳細情報も紹介

オールデンのコードバンの靴の中でも流通量が少なく、情報も乏しい5939と59391について書きます。つまり記事としての需要がないのでアクセスも期待できませんが、もし購入できる機会があればこの記事を参考にしてください。

オールデンのコードバンUチップ5939と59391の呼び方

販売するショップのネーミングや個人の好みによって呼び方は様々です。つま先の縫い目がUの字に施されているので「Uチップ」と呼ぶ場合もあればモカシン縫いが施されているので「モック・トゥ」と呼ぶこともあります。NST（ノルウェー​ジャンスプリットトゥ）の2210や2211もUチップと呼ばれますが、それらとは全く違ったデザインであることを覚えておいてください。「Uチップ」「モック・トゥ」という言葉の受け持ち範囲は広いので注意しましょう。

5939と59391の基本情報

以下にそれぞれの詳細情報を紹介しますので見比べてみてください。両者の違いが分かるかなぁ？

Alden 5939 Dark Burgundy Cordovan U-Tip Blucher

英語での表記
Alden 5939 Dark Burgundy Cordovan U-Tip Blucher

日本語での表記
オールデン 5939 ダークバーガンディーコードバン Uチップ ブルーチャー

Alden 59391 Cigar Cordovan U-Tip Blucher

英語での表記
Alden 59391 Cigar Cordovan U-Tip Blucher

日本語での表記
オールデン 59391 シガーコードバン Uチップ ブルーチャー

両者で共通する細部の仕様

以下に細部の仕様を3点紹介します。

ラスト（靴を作るときの木型）が同じ

両モデルともにモディファイドラストを採用しています。

モディファイドラストが採用され、アーチ部分（土踏まず）でのホールドを実現します。トラディショナルな革靴でありながら科学的根拠に基づくエルゴノミックデザインです。

ヒールのタイプが同じ

樹脂製のトーマスヒールも歩き方の癖を矯正します。

樹脂製の部品で作られたトーマスヒールが採用されています。普段、皆さんが履いている靴の底を見てみてください。もし内側の摩耗が著しい場合、両足の内側に体重がかかっています。トーマスヒールはその癖を矯正する助けになります。

レースホール（靴紐の穴）が同じ

レースホール（靴紐を通す穴）は4個です。

靴紐を通すためのホールが４穴です。人気の990や975、2210が５穴なので、そこだけとってもユニークな特徴です。

そう簡単にカブることのないオールデンだ

左が5939ダークバーガンディー、右が59391シガー

5939と59391両者の違いはダークバーガンディーコードバンか、シガーコードバンであるかです。いずれのモデルも流通量が極めて少ないので気になっている方はご自身のサイズにあったものを見つけたら購入しておいた方が良いです。オールデン好きの仲間たちが集う場所であっても自慢できる一足だと思います。