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オールデンとシンプルコーデしたいニットブランド【アンデルセン アンデルセン】を紹介

A shine and geekのインスタグラム @newyorkandtokyo ではオールデンの写真を多数アップしてます

Andersen Andersenの店舗画像

デンマークのニット産業を守る ANDERSEN-ANDERSEN

※写真はANDERSEN-ANDERSEN公式サイトから

 

こんにちは。大寒を迎え、東京でも雪がちらつき、寒さが厳しいこの頃。あたたかいニットが活躍する時期ですね。ミニマルでシンプルなデザイン、なおかつ上質な「ANDERSEN ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)」なら、オールデンの靴とも相性抜群!

歴史を感じながら、ユニセックスで(サイズ表記もメンズ・ウィメンズで分けていないショップが多い)着られる心地のいいニット、そんな「アンデルセン アンデルセン」について、ファッションライターのむーさんが紹介していきます。

 

アンデルセンアンデルセンの歴史とブランドストーリー

ヨーロッパ北部にあるデンマークは伝統的な海洋貿易国ということもあり、海で働く人々のためのニット産業が古くから盛んでした。

しかし大量生産と効率を重視する近年の流れにより、伝統を手放してしまう職人が増え、後継者不足となってしまいます。デンマークのニット産業は次第に衰退していくなか、同国のニット文化と伝統的な編み方を継承したいという思いで、アンデルセン夫妻2009年にANDERSEN ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)をスタートさせました。

アンデルセン夫妻の画像

アンデルセン夫妻。ピーターとキャサリンの写真です

※写真はANDERSEN-ANDERSEN公式サイトから

 

※「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」などの童話を書いた作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンもデンマークの作家です。「アンデルセン」はデンマークに多い姓なのですね。

※現在のデンマークでは消費税率25%、国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合は70%という高い国民負担率(所得を再分配して皆で支え合っている)で、世界幸福度ランキングでは常に上位にある国です。「豊かなマインド」から良いプロダクトが生まれるのだ、と納得することは偏見的でしょうか。

 

ユトランド半島にて生産を始めたアンデルセンアンデルセンは、船員や漁師たちが着ていたセーラーセーターからインスピレーションを受けて作られています。忙しい船員たちが裏表を気せず、気軽に着られるように前後どちらでも着られる思い切ったデザインを採用したのです。

今では、日本でもアンデルセンアンデルセンの上質なニットが親しまれ、セレクトショップでは即完売となるほどの人気を博すようになりました。手間暇をかけ丹念に作られたニットは、特別な日の贈り物としても人気を集め、特にファッション好きの感度高めな大人たちに注目されています。

 

アンデルセンアンデルセンの特徴と愛される理由

アンデルセンアンデルセンが世界中で愛され続ける理由、それは何と言っても「高品質」で「機能的」であることです。大人が惚れ込むディテールが詰め込まれており、厳選された南アメリカ産のメリノウールを伝統的な技法で編み上げることで、柔らかさの中にしっかりとした張り感を実現し、型崩れや毛玉も起きにくい、長く愛用できるアイテムです。

厚手のモデルはもちろん、薄手のモデルでも保温性と耐久性に優れ、ミニマルなデザインで無駄がないのがアンデルセンアンデルセンの特徴とも言えます。

 

アンデルセン アンデルセンのおすすめモデル

ここまでアンデルセンアンデルセンの歴史や特徴を紹介して来ましたが、ここからはおすすめモデルを3点紹介していきます。どれもコーディネートしやすく、1枚あるだけで重宝するアイテムです。また、冬も後半に差し掛かり、まだ早いかと思いつつも春物を考え出す頃ではないでしょうか。終盤では、春を見据えたアイテムも紹介しますので、ぜひ参考に。

※モデル紹介の前にニット製品を語る際に頻出する「ゲージ(Gと表記される場合もあります)」の概念を知っておきましょう。ニットの幅1インチ(2.54cm)の中に何本の針があるかを表す単位です。5Gは1インチあたり5本の糸で編まれていることを示します。

 

①クルーネックとタートルネック

定番は、5ゲージのクルーネックニットとタートルネックニットです。幅広いアイテムと合わせやすい畦(あぜ)編みニットは、ほとんど風を通さないので暖かく、アンデルセンアンデルセンを代表するモデルとなっています。親指を通すための「サムホール」がついているため、グローブのように使用できる袖口がユニークなポイントです。カラーバリエーションも多く、差し色に使えるのでコーディネートに飽きが来ません。

 

②フルジップポケットニット

同じく5ゲージのフルジップポケットニットも万能です。動きやすさにこだわった肩周りの縫製が気の利いたアイテムとなっています。こちらも親指を通す「サムホール」がついているため、寒い日に合わせたい1枚ですね。また、秋はアウター、冬はインナーとして使えるアイテムなので、幅広いコーディネートに重宝します。色使いによっては春先の羽織りにも使えますね。

 

③ボートマン

暖かくなり始める3月~5月頃におすすめしたいのは、アンデルセンアンデルセン初のコットンコレクションとなった「ボートマン」です。一般的なボートネックとは一線を画すユニークな襟元がポイントで、着丈はやや短め身幅は少し広めとなっています。清涼感のあるボーダー柄が相まって軽快さ演出してくれるので、爽やかな印象を与える1枚です。

 

まとめと公式サイトについて

ANDERSEN ANDERSEN(アンデルセンアンデルセン)の公式サイトはこちら。また現在ではセレクトショップでも取り扱いがあります。

今回は、アンデルセンアンデルセンの歴史や特徴、おすすめモデルについて紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか。

アンデルセンアンデルセンの上質かつ機能的で、コーディネートしやすいミニマルなデザインは、オールデンと合わせればマッチすること間違いなし。また、ユニセックスで着られることもあり女性からも支持を集めているので、夫婦やカップルで着ても素敵ですね。ロゴなどのクセのあるデザインがないので、私は大人のさりげないペアルックに憧れます。

オールデンファンの皆さま、独り占めしないでパートナーさんと一緒にコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

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